ミクニヤの杜の竹林整備を行いました
竹林整備概要
2024年4月18日の空は雲が厚く、時折風も吹いていましたが、保全活動としては作業のしやすい天候となりました。 「ミクニヤの杜」は歩道を挟んで両サイドに竹林(モウソウチク)が拡がっています。しかし、いくつかの枯竹は傾き、今にも倒れそうな状況で、伐採済みの竹は散乱していました。 このため、枯竹の伐採、生え始めのタケノコ駆除など、竹林整備を行いました。
竹の伐採
枯竹は、倒れたり、害虫等の住処となったりするため、定期的に伐採する必要があります。
今回、川崎市建設緑政局、高津区役所道路公園センターのご指導のもと、ミクニヤ社員11名が2班に分かれ、枯竹の伐採を行いました。
川崎市推奨の伐採方法と注意点について説明をいただきながら整備を進めていきます。まず、竹の傾き等を見て、倒す方向を決めます。地面から約1m程度の位置で、
倒す方向に切り込みを入れ(受け口)、反対側の受け口より少し高い位置へ切り込みを入れます(追い口)。
それぞれ切り込みを入れ終わり、周辺に注意しながら実際に竹を倒していきます。倒した竹は細断し(玉切り)、竹から伸びている枝ものこぎりで根元から切りました。 枯竹は固く、始めはのこぎりでの伐採に苦戦しました。最後に残った切株も伐採しますが、根元の方が、より太く固いため、特に時間を要しました。竹の伐採に初めて挑戦する社員が殆どであり、 何度か繰り返すことで、段々と作業に慣れてきた様子でした。 伐採した竹や切り落とした枝は、一箇所に集積し、竹林を綺麗な状態にしました。 今回は一部範囲の整備のみでしたが、想定以上の人手と労力を要したため、今後はより効率的な方法を探るなど検討していきます。
竹林整備を通じて
作業後は、「かわさき里山コラボ」の一環として、川崎市から弊社へ、立て看板の贈呈が行われました。 作業を進める中で、ゴミなどの不法投棄も目に付き、今後対応していく必要があると感じました。 また、今回川崎市や高津区役所の方々からご指導いただいた竹林整備は定期的に行っていき、「ミクニヤの杜」の保全管理に努めていきます。