TECHNOLOGY

現場奮闘記

Q1:ミクニヤに入社した動機

大阪支店環境防災部 2020年入社
 入社のきっかけは、研究室でお世話になっていた先生からの紹介でした。当時の私は魚類のDNAに関する研究室に所属していましたが、すでに研究者以外の道に進むことを決めており、IT関連から生産工場、果ては畜産業まで、様々な業界を調べていました。そんな時、先生からの紹介でミクニヤの存在を知り、建設コンサルタントという業界に初めて触れました。生物に関わる仕事に就くことは考えていませんでしたが、せっかくならば自分の好きな自然に関わる会社で仕事をしようと考え、「何でもやります!!」とこの業界に飛び込みました。

Q2:担当している業務は

 現在は主に河川と港湾に関係する業務を担当しています。特に多いのは河川護岸の点検です。河川施設が安全な状態か、大雨の時などに崩壊の危険がないかなどを調査し、被害を防ぐことが主な目的となります。調査には、現地を歩いて施設の劣化状況を確認する目視調査や、専用の機器を用いて目視では把握できない異常がないか確認する詳細調査があります。先述の通り、私は生物系の学部出身なので、施設の点検に関しては全くの専門外でしたが、点検については入社してから勉強し、現在は河川点検士、測量士補、潜水士などの資格を取得しています。

Q3:現場で苦労することなどは

 やはり一番大きいのは体力・筋力の不足です。この仕事はデータあるいはサンプルを収集しないことには始まらないため、現場に出向く機会が多々あります。この時、往々にして物を言うのは、やはり体力と筋力です。大学時代、研究にかまけて運動をあまりしてこなかった私は、入社後にこの二点で苦労してきました。最近は体が自然と鍛えられ、久々に会う大学の友人たちに驚かれることが増えてきました。

Q4:休みの日は何をして過ごしていますか

 私は「趣味:ゲーム・アニメ・漫画」というゴリゴリのオタクなので、休みの日は基本的に家で過ごしています。対人戦に挑んだり、世界を救ったり滅ぼしたり、大学時代の友人や同じ趣味で顔も知らない友人たちとオンラインで遊んだりしています。最近は、せっかく都会で働いているならばと思い、様々なイベントやオフ会への参加を目論んでいます。

Q5:弊社を目指す学生さんに向けて(弊社の魅力など)

 ミクニヤは技術者の集団です。先輩は皆、それぞれの専門知識を持ったプロフェッショナルです。そんな先輩たちと仕事をして、将来的に技術者として自立を目指していくのは大変な部分も多いです。しかし、そんな技術者でしか知ることのない専門的な知識に多く触れられるのは、この仕事の面白い所です。特にミクニヤは、生物から構造物、防災まで、幅広い分野の業務を行っています。専門的な知識と膨大な実践経験に基づいているため、それがたとえ自分の専門分野でなくとも興味をそそる話をたくさん聞くことができます。加えて、最近は新技術活用の流れが業界にあり、ミクニヤでもドローンやAI、3Dスキャナなど様々なチャレンジを行っています。学会やシンポジウムで専門家の話を面白いと感じたことがある方は、ぜひ一度ミクニヤHPの技術紹介やインターフェイス、発表論文を覗いてみてください。

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