現場奮闘記
Q1:ミクニヤに入社した動機
東京支店環境部 2021年入社 前職での経験が活かせて、私にとって未経験な分野を日本ミクニヤでは行っていたからです。 前職では、猛禽類調査や一般鳥類調査等の陸上鳥類調査を主に行っておりました。日本ミクニヤでは、陸上鳥類調査の他に洋上鳥類調査を行っており、鳥類調査という前職での経験を活かせる上、未経験な分野の調査にも触れることができると感じたのが入社した動機です。
Q2:担当している業務は
生物調査の中でも主に鳥類調査を担当しています。鳥類調査の中でも猛禽類調査が多く、一般鳥類調査や渡り鳥調査も担当することもあります。風車や道路等の建設予定地における鳥類の生息状況や繁殖状況、渡り鳥の移動経路を定点観察によって調査して、お客様に報告しています。 鳥類調査の他に哺乳類や両生爬虫類、魚類調査等の現地調査フォローを行うことも多々あります。
Q3:現場で苦労することなどは
猛禽類の巣を見つけることです。猛禽類調査は、猛禽類の飛跡だけでなく、巣を見つけることが求められます。巣を見つけるためには、定点観察で得られた飛跡や鳴き声を元に林内踏査を行います。林内踏査では、藪をかき分けたり急斜面を登って巣を探したりしますが、中々見つからずに半日以上も林内を歩き続けることがあります。汗と泥にまみれて体力的にも苦労することもありますが、苦労して巣を見つけた時はとても感動します。 生物調査は、自然環境や生物に合わせて調査を行います。夏は35℃近い猛暑から冬は氷点下まで下がる気温の中で調査したり、早朝や夜間に調査を行うことに苦労することがありますが、そのような中で希少種や重要種を見つけられたときは達成感があります。
Q4:休みの日は何をして過ごしていますか
野鳥観察や家で図鑑を読んだりする他、稀に軽登山をしています。 最近は、ミズナギドリ類やトウゾクカモメ類等の海鳥に魅力を感じ、フェリーに乗って海鳥を探す、航路探鳥を主な趣味としています。東京と八丈島を結ぶフェリーに乗って海鳥を探すことが多いのですが、いつか小笠原まで足を延ばして海鳥を探してみたいです。 軽登山は、日帰りできる奥多摩周辺の山に登ったりしています。昨年から冬季登山を始めて、雪上訓練と冬季の谷川岳に登ったりして休日を過ごしていました。
Q5:弊社を目指す学生さんに向けて(弊社の魅力など)
日本ミクニヤは、様々な調査に出会える会社だと思います。陸上洋上問わず、鳥類や魚類、哺乳類等の生物調査、水質や底質のサンプル採集や河川流量観測を行っております。地域特有の生物に出会えるだけでなく、様々な調査に出会えることができるのは、日本ミクニヤの魅力の一つと考えます。また、生物調査を行っている社員は生き物好きが多いので、情報交換で他分野の知見を広げられるのも魅力かと思います。